コロナ禍が明け、さまざまなイベントが復活したことで、最近は外出の機会が増え、交通系 IC カードを使うことも多くなりました。
そんな中で地味に面倒なのが、IC カードへのチャージ作業です。
使用頻度がそこまで高いわけでもないので、多めにチャージして無駄な残高を持つのは避けたいところ。
しかし、チャージ機によっては 1,000 円からしかチャージできないこともあり、自分の思い通りにはいきません。
さらに、基本的に現金でのチャージになるため、キャッシュレス派の筆者にとっては不便そのもの。
そのせいで、電車に乗る前にはチャージ用の現金を用意したりと、地味に手間がかかっていました。
そんなとき、ふと思い出したのがスマートフォンで使える「モバイルSuica」の存在です。
調べてみると、今は Google ウォレット(旧 Google Pay)や d 払いと連携することで、クレジットカード情報を直接登録せずとも利用可能になっており、かなり便利そう。
ただし、唯一のネックなのが、機種変更時に問題を引き起こすイメージのある「おサイフケータイ」の設定が必要な点。
おサイフケータイといえば、ガラケー時代にコカ・コーラの自販機で対応していたのを思い出します。
あのときは、ケータイをかざすだけで飲み物が買える未来感にワクワクして、無駄に友達とジュースを買ったものでした。
しかし、それっきり十数年、ほとんど使わずにここまで来ました。
iD を使い始めたときも、スマートフォンに設定するのは避け、d カードの iD 機能を使って済ませていました。
そんなわけで、おサイフケータイにはちょっとしたアレルギーのような抵抗感がありました。
とはいえ、今回はそれを乗り越える価値があると判断。
意を決しておサイフケータイを設定し、モバイル Suica アプリをインストール。
アカウントを作成し、d 払いアプリとの連携も無事完了しました。
さっそくチャージしようとしたところ、思わぬ落とし穴が。
なんと、d 払いからのチャージは 1,000 円以上からしかできない。
自由な金額でチャージしたかったのに、これでは本末転倒です。
とはいえ、チャージしようとしたのは利用当日で時間もなく、運賃も 1,000 円以上だったため、とりあえず必要な金額をチャージして使いました。
後で調べたところ、Google ウォレットであれば 1 円単位でチャージ可能とのこと。
さっそくGoogleウォレットとも連携。
これで、d払いとGoogleウォレット、両方からチャージできるようになり、より柔軟に使えるようになりました。
あとは、Suica カードに残っている数十円の残高をどうするかが悩みどころ。
コンビニなどで数百円の買い物をする際に、現金と併用して使い切るしかなさそうです。