会社のパソコンで iPhone から取り込んだ写真を開こうとしたところ、
このファイルを表示するには、HEVC ビデオ拡張が必要です。
というメッセージが表示されました。

Windows 10 時代に下記記事にまとめましたが、HEIC 形式の画像ファイルを Windows のフォトアプリで開けるようにするには、Microsoft Store から「HEIF 画像拡張機能」と「デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能」の2つをインストールする必要があります。
以前、Windows 10 で HEIC 形式の画像をフォトアプリで開けるようにする方法をまとめた下記記事を書きました。
この方法では、Microsoft Store から「HEIF 画像拡張機能」と「デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能」の2つをインストールする必要があります。
しかし、このパソコンはすでにこれらをインストール済みで、以前は問題なく HEIC 形式の画像ファイルを開けていましたが、ある日突然開けなくなりました。
何かしらのアップデートで拡張機能が削除された可能性を考え、再インストールを試みましたが、「HEIF 画像拡張機能」はインストール済みで「デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能」はインストールできず、
このアプリはお使いのデバイスでは動作しません
と表示されます。

色々調べてみると、Windows 11 22H2 以降では HEIC 形式が標準対応 とのこと。
このパソコンは Windows 10 から Windows 11 にアップグレード済みで、現在のバージョンは 24H2。
つまり、本来なら問題なく開けるはずです。
しかし、なぜか開けない。
さらに調査を進めたものの、決定的な解決策は見つからず。
唯一考えられる原因は Windows 10 からのアップグレード ですが、同じくアップグレードした自宅のデスクトップパソコンは開けるため、確証はありません。
ただし、このデスクトップパソコンは昨年の秋頃に OS の上書きインストールを実施しているため、もしかするとその際に不具合が解消された可能性があります。
なので、上書きインストールを実施してみれば直る可能性はありますが、会社のパソコンなのでデータの損失が怖いですし、何より作業中はパソコンが使えず仕事が止まってしまいます。
同じ症状に悩む人で、有料版の「HEVC ビデオ拡張機能」をインストールしたら直ったという人もいるので、現状試せる対処は有料版のインストール。
しかし、会社のパソコンなので自腹で買ってインストールするわけにもいかず。
会社に申請して買ってもらおうにも、iPhone から写真をパソコンに取り込んで使用すること自体が少ないので、たぶん却下されます。
ということで、現状根本的な解決策がなく、完全に詰みました。
今後も細々と解決策を模索していこうと思います。