ソニーが、Xperia シリーズの新モデル「Xperia 1 VII(マークセブン)」を発表しました。
外観に大きな変更はなく、前モデルの「Xperia 1 VI」とサイズは同じ。
ただし、重量は約 5g 増加しています。
ディスプレイのアスペクト比も「19.5:9」と変更なし。
4K ディスプレイの復活が噂されていましたが、今回も「Full HD+」を採用しています。
そのディスプレイには、「ブラビア」の技術が取り入れられています。
視聴環境に応じてブラビアの高画質を再現。
ピーク輝度が向上したディスプレイパネルと、直射日光下での視認性を上げる「サンライトビジョン」との組み合わせで、屋外でも快適に視聴可能。
さらに今回は、「ウォークマン」の技術も新たに取り入れられました。
ブラビアの技術は過去モデルにも投入されていましたが、ウォークマンの技術が Xperia に投入されるのは今回が初めてだと思われます。
ウォークマンで実績のある部品(高音質はんだや抵抗など)を搭載することで、まるで音楽専用機のようなクリアさを実現。
また、AI を用いた高音質化技術の「DSEE Ultimate」により、圧縮されたストリーミング音源でも臨場感のある高音質が楽しめます。
カメラにはもちろん「アルファ」の技術が活かされています。
超広角レンズ(16mm)には、前モデル比で約 2.1 倍に大型化した 1/1.56 インチのセンサーを搭載。
ゆがみが少ないうえに、約 5cm まで寄った近接撮影も可能とのこと。
新機能の「AIカメラワーク」は、強力な手ブレ補正と姿勢推定技術によって、被写体の位置を一定に保って安定した構図で撮影が可能。
また、「オートフレーミング」機能では、AI が被写体を自動認識し、画面中央に配置されるよう自動で切り出して撮影します。
この機能を使うと、全体の様子と被写体を切り出した様子の 2 つの動画を撮影できます。
チップセットは「Snapdragon 8 Elite」を搭載し、メモリは 12GB と 16GB、ストレージは 128GB と 512GB。
スペック別で下記 3 パターンあり、SIM フリーモデルがメモリとストレージの容量で選べるようになります。
- 12GB/256GB(キャリアモデル / SIM フリーモデル)
- 12GB/512GB(SIM フリーモデル)
- 16GB/512GB(SIM フリーモデル)
カラーバリエーションはスレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープルの 3 色で、今回 SIM フリーモデル限定色はありません。
アップデートについては、最大 4 回の OS バージョンアップと 6 年間のセキュリティアップデートを提供予定。
これは、前モデルの最大 3 回の OS バージョンアップと 4 年間のセキュリティアップデートから更に改善されており、長期使用にも安心です。
キャリアではドコモ、au、ソフトバンクが取り扱い、6 月上旬以降に発売予定。
SIM フリーモデルは 5 月 20 日から予約開始で、こちらも 6 月上旬以降に発売予定とのこと。
価格は現時点で未発表ですが、予想では 12GB/256GB モデルが 205,000 円前後、12GB/512GB モデルが 219,000 円前後、16GB/512GB モデルが 235,000円 前後になるとみられています。
詳細については公式ホームページをご覧ください。
今回 Xperia 10 シリーズの新型は発表されませんでした。
Xperia 10 シリーズの新型は 10 月に発表されるという噂があり、ミッドレンジから脱して少し高性能になるみたいな噂も。
Xperia 5 シリーズの先行きが不明なことから、両者の中間ぐらいのモデルが出るのではないかなんて噂もあったり。
Xpeia 5 シリーズと Xperia 10 シリーズの中間というと、数字的には Xperia 8 シリーズが思い浮かんだりしますが、まさかの Xperia 8 シリーズ復活があったりするのか?
こちらもまたリーク情報を楽しみにしようと思います。