NTTドコモは、ドコモ絵文字の提供を 2025 年 6 月下旬以降に発売する機種から終了するとは発表しました。
これは、昨今の端末の絵文字の利用状況を鑑みた上での決定とのことです。
なお、Samsung の Galaxy シリーズについては、7 月以降に発売する機種から提供を終了するとのことです。
また、6 月下旬以前に発売された Galaxy 以外の機種は、継続してドコモ絵文字をが利用が可能。
ただし、Galaxy シリーズについては、7 月以前に発売した一部の製品でも、10 月以降のソフトウェアアップデートにより、ドコモ絵文字が利用できなくなるそうです。
詳細については、今後ドコモの公式ホームページで案内される予定です。
ついに、あのドコモ絵文字が終了です。
今や世界に広がった「emoji」の元祖であり、1999 年にドコモの「i モード」向けに搭載されたのが始まりです。
筆者は初めて携帯電話を持った時からドコモを使っているので、ドコモ絵文字には非常に思い入れがあります。
しかし、スマートフォンが普及し、世界共通の文字コード「Unicode」に emoji として組み込まれて統一化。
その結果、ドコモの発売する機種のみドコモ絵文字で表示され、他の端末と見え方が異なるなど統一感に欠け、見づらいなどの意見がありました。
正直なところ、筆者も見づらいと感じていました。
それでも、終わると思うと少し寂しいような気もします。